記録を伸ばすための根本的な考え方について

Hiマッソー!!!
久々に中商陸上部の練習に参加しました。
高校生は小学生とは違い、体幹が安定しているのとフォームもある程度形になっています。
しかし、ウォーミングアップからの動きを見ると、ただやっているだけでどこを意識して体を使うのかがまだ、フワフワしている状態に感じられた。
僕も、高校生の頃はそうだったけど速く走るためにどうしたらいいのかをあまり考えてこなかった。
ただ、出された練習メニューをこなしてひたすら走っていた。
意識はしていたけど、その意識のポイントがズレていました。
その意識とは、ただ足を前に速く出す。素早く足を動かすという大まかな意識だった。
まず、速く走るのに必要な基本的なことがわかっていなかった。
速く走る基本的なこととは、どこから力をもらっているかということだ。
考え方にはそれぞれあると思うが、僕は「地面から力をもらっている」と考えている。
地面に力を加えて、地面から帰ってきた力が体に伝わりスピードを上げるためのエネルギーとなっている。
他の競技でもそうだ。
柔道やレスリング、重量挙げなど、パワーを使う競技も地面を踏み込むことで持ち上げたり、投げるためのエネルギーとなる。
走りは、いかに瞬発的に地面からのパワーをもらえるかを意識して考えなければいけない。
パワーをもらうために、どこの筋肉を使うのか、どの姿勢(フォーム)がいいのかを自分の感覚で探していかなければいけない。
人は、成長するたびに筋肉量や身長、体重が変化していくため毎年その感覚が変わってくる。
なので、常に体に合わせていきながら変えていかないといけないため、常に考えていかないといけない。
一生フォームに答えがないのが、面白い。
だけど、地面から上手く力をもらうと言う考え方は、変わらないと思っている。
当たり前のことだが、この根本的なことをわかっていないかぎり、今の実力を上げるまでにかなり時間がかかってしまうはず。
ほとんどは目先の、技術的なものばかりに意識しているため、考え方の軸がぶれてしまう。
このことを気づかさせてあげることが、僕の役割なのではないかと思う。
できるだけ遠回りして、無駄な時間を使わさないためにもこのことは伝えていかないといけないと考える。
再び中部商業陸上部に黄金伝説時代にしてあげられるように頑張っていきマッソー!!!!
今日もNICEマッソー!!!